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誠にありがとうございます。
スターフィールドモーターギャラリーの岡村です。
前回(ビッグスクーターを再思考してみる。その3)の
続きです。需要がないのは承知ですが
今回で完結させますのでよろしかったら
最後までお付き合いください。
バイク以外の趣味にもバイクを活用してるお客様。
続けて、こうおっしゃいました。
「最初は125ccスクーターでもいいかなと思ったけど
車体の大きさや積載性を考えたとき原付二種じゃ、ちょっと小さいかな?それに登山や釣りで遠乗りするとき
高速道路や自動車専用道のバイパスを使えないと行き帰り、移動の時間短縮が出来ない。
荷物の有り無しで考えても、なるべく安定感と原付に比べパワー感も余裕が出てスイスイ走ってくれるし。」
たしかに原付に比べ、250ccだと行動範囲が一気に広がります。
ちょっと遠くのラーメン屋さん、カフェ屋さん、温泉などなど、、、遊べる、楽しめる可能性も広がります!
タンデム前提のスクーターですので二人なら楽しみを共有できますね。もちろん一人でも大人な時間の遊び方だと思います。
馬力の数値以上に250ccの排気量から来るチカラは原付に比べ当たり前ですが余裕あります。
250ccと言えば車検がありません。もちろん原付、原付二種も車検はありません。
(語弊が無いように補足しますが車検が無くても自分の安全、周りの人への安全に定期点検は必ず行いましょう。)
自賠責保険は原付(50cc~125cc)も軽二(126cc~250cc)も1年(12ヵ月)から最長5年(60ヵ月)まで加入期間があります。
ただ、保険料は原付と軽二で違い軽二の方が若干高いです。
任意保険は原付、原付二種の場合、他に任意保険に加入している自動車やバイクがあれば
ファミリーバイク特約として「何台でも」ひとつの任意保険内で加入出来ます。
しかし、126cc以上(軽二)になると独立した任意保険の加入が必要になります。
例えば、、、
原付だと「任意保険加入の普通車または軽自動車を所有している。」→ファミリーバイク特約で「原付枠」なら何台でも加入可能。
軽二以上だと「任意保険加入の普通車または軽自動車を所有している。」→126cc以上の「軽二輪」、251cc以上の「小型二輪」は
別にもうひとつの任意保険に加入しなければならない。
・・・と、なります。
さて、そんな感じでダラダラ、長々と書いてきましたビッグスクーターを再思考してみる。これにて完結いたします。
正直、ボロい車体に手をだすほどの物じゃありませんがタマ数がある分、良好程度の車体もあります。
ほかのギア付きバイクに比べブームが過ぎた今、ビッグスクーターの中古車は車体価格が安く抑えられ場合によっては
中古原付より実質安い状態の物もあります。純正、社外パーツも意外と多く出てますし、当時に比べ一部車種の社外パーツが
びっくりするくらい安かったりします。
食わず嫌いせずに、ひとつの選択肢、案としてビッグスクーターも検討されてはいかがでしょうか?
過度なカスタムせず、ノーマルライクで楽しむ「大人な乗り物。」だと私は考えています。
それでは最後まで読んでくれた方、感謝いたします。ありがとうございました。
次回からいつも通りの内容でお送りします。