ビッグスクーターを再思考してみる。その3

いつも当店ホームページをご覧いただき

誠にありがとうございます。

スターフィールドモーターギャラリーの岡村です。

 

 前回(ビッグスクーターを再思考してみる。その2)の

続きです。需要がないのは承知ですが気持悪く

語っているので最後まで、思ってる事を

書いていこうと思います。

完結までお付き合いください。

 

さて、お次は積載性について。

こちらは書かなくてもイメージで伝わるかと思います。

フュージョンの場合、シート下のいわゆるメットインスペースってのがありません。リア(後方)にトランクがあります。

当時、LPレコードが入るトランクとして有名でした。トランクと言ってもリアタイヤのフェンダー部も兼ねているので

真っ平ではなくフロアー形状は凸凹です。開口部も真四角ではなくどちらかと言うと台形のような形です。

ヘルメットの形によっては入らない場合もあります。本来ならばヘルメットホルダーがあるのですが当フュージョンは

入庫時からホルダーが外され付いていませんでした。。。(つか、なんで外すかな?)

 

ハンドル下部には申し訳程度のグローブボックスがありますが真ん中は使えず、左右に振り分けられています。

ホント、グローブ入れるかメガネやサングラス入れられる程度のスペースです。

まあ、フュージョンは設計自体が昭和のバイクなので今のような凝った大容量スペースはありませんが

バイクは元々、積載性を図る構造はしてません。場合によって車検証や自賠責保険証、紙すら収納するスペースがない

バイクだって多数あります。つまり、積載性皆無、または乏しい車種に比べればフュージョンの積載量でもありがたいのです。

タンデムスペースを残しても荷物を入れられるって素晴らしい!

ただ、状況によっては当フュージョンにリアボックス(トップケース)を着けようか構想中です。

大型ボックスあれば、かなり余裕の積載量になりますし「おっさんくさい」と分かってもその利便性は確実に向上します。

なんたって「実用車」ですからね。きちんとメーカーコンセプトに沿って「実用」すれば

新たな良さや快適性、メーカーの意図が明確に分かると思います。

 

ここまで当フュージョンの話をしてきましたが、他のビッグスクーターはフュージョン以上に積載性が

デフォで大容量です。(デザインスクーターのマグザムとジェンマ除く。)

そのほとんどがシート下のメットインスペースに十分な広さがあります。

これに可能な限りの大型リアボックス(トップケース)付ければ二輪全体を見渡しても最強クラスの積載量となりますね。

(※積載最強、大容量と言えばホンダのゴールドウィングやハーレーのツーリングファミリーに敵いませんが。。。)

 

リアボックス(トップケース)あれば長期のツーリング、着替えや荷物、お土産、ドント来い!です。

例えば、一泊でもバイクでキャンプツーリングしたい!って、希望も積載性バツグンのビッグスクーター

メットインスペース+リアボックスならキャンプ道具も釣り道具もドント来い!です。

行きはウキウキで元気もありますが、帰りの疲れもイージードライブでかなり軽減されると思います。(←ほんと、帰りは

バイクの重さと荷物の重さ、疲労感で余計に重く感じるんだよな。。。年かな???)

 

以前、登山や渓流釣りが趣味のお客様が、ビッグスクーターを使ってその趣味を楽しんでまして

「ギア操作やフットブレーキを使わないビッグスクーターなら厚底の登山靴、長靴でもそのまま乗れる、靴の履き替えが無い分

荷物も減るし、登山や渓流遊びした帰りってかなりクタクタになるんだよ。運転もクラッチ握るもギアチェンするも

面倒っていうか、億劫になる。。。その点、スクーターなら荷物まとめてボックスやメットインに入れて、ヘルメット被って

またがって、アクセル捻ればブーンでしょ?ポジションも手足伸ばせるし全てにおいて楽!」って、おっしゃいました。

なら、車で行けばもっと楽じゃないですか?との問いに対して

「スクーターでもバイクで行くのがカッコイイんだよ!カッコも大事でしょ? それに車だと快適すぎて余計眠くなる。」

なるほど。。。バイクに乗ってのカッコよさ、確かに一理あります。分かります。

 

~ 長くなるので続きます。 ~ (本当は今回で終わりの予定でしたが駄文で長くなっております。)