ビッグスクーターを再思考してみる。その1

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誠にありがとうございます。

スターフィールドモーターギャラリーの岡村です。

 

さて、当店はインスタグラムを始めたわけですが

インスタ広報班用のバイクを整備、点検しました。

 

 

車種は写真にある通り、ホンダ フュージョンです。

いわゆるビッグスクーター。

2000年前後、若者を中心に爆発的増殖と

各メーカーもコンスタントに新型を投入

販売ランキングでもビッグスクーターが上位を占めるなど社会現象級のブームがありました。

 

当時、私は学生でそのブームの中を過ごしてました。

街中を走るバイクはほとんどビッグスクーターで、すれ違わない日は無い!って位、本当によく走ってましたね。

かく言う私はブームとかその辺、疎くて400ccのスポーツバイクに乗ってまして。。。

学生身分なんでバイトして維持してました。。。懐かしいです。。。

 

で、どうでしょう?ビッグスクーターのイメージって。。。正直、あんまり良いイメージってないですよね。。。

やっぱり、上位意見だと汚らしい爆音、うるさいオーディオ、派手な電飾、ロボット?深海魚?的なエアロ。

ヤンチャお兄さん、お姉さんの乗り物な感じでしょうか?

そもそもスクーターなんぞ「バイク」じゃない!なんて厳しい意見も。。。

 

まずノーマル車両ってのがほぼ皆無なジャンルでしたね。みんな何かしらイジッてるのが当たり前。

そして2010年前後にはブームの下火となり街を走るビッグスクーターも減少していきます。

 

時は流れて令和の時代。

今では見なくなりました。あれだけいっぱい居たのに、走ってたのに、どこに行った??

ええ、街には消えましたが中古市場にはかなりのタマ数が現在も彷徨ってます。

そうです。当時、あれだけ売れた車両です。中古市場に溢れてます。それもカスタムされた

乗りっぱなしで程度の悪い車両がゴロゴロ。250cc以下は車検がないので

ろくに点検や最低限のオイル交換すらされてない車両もちらほらあるのも事実。

時代の変化、流行の変化、当時若者だった子たちの年齢上がり。いくつもの要因があるにしろ

「ブーム」ですから始まりと終わりがあるんです。

 

ここまで読むと、本当に良いイメージないですね。。。(汗)

 

前おきが長くなりましたが、そんな時代を生き抜いて来た(?)であろう、こちらのフュージョン。

以前、不動車買取で入庫した一台です。時代を感じさせるメッキパーツと中華外装。。。当時の雰囲気、、、あります。

広報班から「せっかくインスタ始めるんで、車は有るから、素材写真用や足バイクを。」って、流れでご相談があり条件は

250cc以下で軽くて、とにかく足つき性の良いバイクを!・・・あ、コレ(フュージョン)なんか良さそうですね。

 

~長くなるので続きます。~